"今月の一句、今月の予定"の記事一覧

12月の一句②

12月後半の一句は「無益な日々は、笑いの無い日々」です。 いよいよ年の瀬が迫ってきました。12月はあっという間に時間が過ぎてしまいます。 さて、この1年間を振り返ってみて、皆様の生活はどんな風でしたか。 幸いにも、この地域では大きな被害はありませんでしたが、長野・千葉などでは台風によって甚大な被害を受け、決して…

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【今月の一句】12月の一句①

12月前半の一句は「一期一会」です。 この「一期一会」という言葉は良く使われますが、もともとは千利休<せんのりきゅう>が「茶の湯」の心得として示された言葉です。 一生に一度の出会いかもしれない相手に対して、誠心誠意を尽くして一服の抹茶を差し出すこと、すなわち「一度きりの出会いを大切にすること」という意味です。 …

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11月の一句②

11月後半の一句は「百の理想より一の実行」です。 急に気温は低くなり、もう年の瀬が迫っている時期となりました。 さて、皆様が年の始めに立てた「今年の目標」は達成されましたでしょうか。今年に限らず、色々なシーンにおいて目標を立てると思いますが、「実行」はできているでしょうか。 「有言実行」「まず行動に移せ」等とい…

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【今月の一句】11月の一句①

11月前半の一句は「笑うにも泣くにも顔はひとつなり」です。 坐禅をはじめ、お寺での修行というものの目的は「己事究明」<こじきゅうめい>すなわち、「自分が何者であるかを明らかにする」ということです。 「何者か」とは、氏名・年齢・職業といった「肩書き」ではなく、どんな性格の人間か・何に興味があるか等という「内面」について…

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10月の一句②

10月後半の一句は「平常心」<びょうじょうしん>です。 この度の台風19号の水害に際して、犠牲者の方には哀悼の意を表し、被災者の方には心よりお見舞い申し上げます。 今月の「平常心」という言葉ですが、一般的な辞書の「へいじょうしん」すなわち「いつも通りの心」とは少し違います。 禅語では「びょうじょうしん」と読…

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【今月の一句】10月の一句①

10月前半の一句は「幸せは分け合うほどに増えていく」です。 この言葉は「おてらおやつクラブ」のポスターに使われていたものを、お借りいたしました。 おてらおやつクラブとは、お寺に集まったお供物の一部を、生活が苦しい世帯の子供さんに「おすそわけ」するという活動です。 お寺には必要以上にお供物(お菓子・お米など)が集…

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9月の一句②

9月後半の一句は「喫茶去」<きっさこ>です。 「喫茶去」<きっさこ>とは、「お茶を召し上がれ」という意味の禅語<ぜんご>(禅の悟りの境地を示した言葉)です。 どういう時に使う言葉かと言うと、文字通りに茶室でお抹茶を飲んでもらう時に言います。 茶室を訪れた人の身分に関わらず(高貴であろうと、貧しかろうと)(着物が…

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【今月の一句】9月の一句①

9月前半の一句は「真実はいつも新鮮である」です。 「衆生、本来仏なり」<しゅじょう、ほんらい、ほとけなり>という教えがあります。 仏教に馴染みのない方にとっては新鮮に聞こえるかもしれませんが、これが仏教の真理ですから、ぜひ覚えていただきたい言葉です。 「成仏」<じょうぶつ>という言葉もありますが、葬式仏教の日本…

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8月の一句②

8月後半の一句は「苦しみは愚痴から生ずる」です。 仏教では必ず「因果関係」<いんがかんけい>を考えます。 「苦しみ」「嫌だ」と思う感情には、必ず原因がある、ということです。 例えば、「雨が降る」という誰にでも共通して起こる出来事があります。 Aさんは草野球を趣味でするので、雨が降ると「嫌」な気持ちになりま…

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【今月の予定】8月の一句①

8月前半の一句は「送り火や母がこころに幾仏」です。 これは名俳人である高浜虚子先生の作品であります。 送り火、すなわちお盆の行事は毎年決まってやってくるものですが、仏教が始まって以来、脈々と先祖代々が同じようにお盆の供養をすることで受け継がれてきたものです。 ただ同じようにお盆の行事をする中にも、無数の魂が、自…

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