2018年07月01日

【今月の予定】7月の一句①

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7月前半の一句は「自分の価値観を信じよう」です。

自分の事を信じることができる、ということを口に出すことは簡単でも、本心と行動が一致していることは案外難しいのではないでしょうか。

難しいことですが「禅」の教えでは、この点を最も重要視します。坐禅をすることも自分自身の心と向き合う訓練ですし、読経や掃除といったお勤めを通して心を鍛えていきます。

「自分を信じる」すなわち「自信をもつ」ことは、人並み外れた能力や・飛び抜けた才能をもつことではありません。

平凡でも良い、欠点があっても良い、何も他人よりできることがなくても、自分自身のありのままを認めることが「自分を信じる」ことなのです。

他人と比較することなく、無理して自分を良く見せようとするのでなく、素の自分を表現することが一番大切です。

繰り返しになりますが、簡単なようで一番難しいことです。

しかし、他人の心を変化させることよりも、自分の心なら意識的に変化できるはずです。


~7月の行事案内~

【坐禅会】
7月22日(日)
午後4:00~6:00
・参加費無料、申込不要です。
・当日は足を組みやすい服装でお越しください。
・初心者、経験者問わず、基本から丁寧に説明いたします。

坐禅会は毎月開催していますので、ご都合のつく時にぜひご参加ください。


お盆前でお寺も忙しくなりますので、今月の行事は坐禅会のみになります。坐禅も回数を重ねることが大事ですので、ぜひご参加ください。 合掌
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2018年06月14日

6月の一句②

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6月後半の一句は「平常無事」<びょうじょうぶじ>です。

平常、すなわち毎日の生活の中で、何も悪いことが無くその日を暮らせる事こそが一番尊いことだという意味です。

皆さんにとって何を「幸せ」に思うかは人それぞれだと思います。おいしい食事を食べること、高価なブランド品を買い物すること、容姿の美しい異性と遊ぶこと・・・ぜいたくな事をすることで確かに幸せを感じます。

しかしながら、毎日毎日ぜいたくをすることは本当に必要なのでしょうか。ぜいたくを繰り返すためには、また同じだけの苦労やストレスが必要になるはずです。

禅宗では、自分の回りや心の中の余分なことを捨てていって、本当に無駄のない状態を理想とします。最大限までぜいたくなことを捨てていったら、その日を生きているだけで充分であるはずです。

私たちの生命が、今この瞬間に生きていることの「有難さ」<ありがたさ>を思い出し、平常無事に毎日を過ごすことの大切さに気付いてもらいたいと思いました。


~6月の行事案内~

【写経会】
6月17日(日)
午前9:00~12:00
・参加費無料ですが写経用紙は別売(100円~)です。
・申込不要ですので当日に本堂へお越しください。
・筆ペンを無料で貸出。各自の書道用具を持込可能です。
・檀家さん以外でもご参加いただけます。

写経会では「ぬり絵」に挑戦していただくこともできます。

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(「ぬり絵」もあるよ)

また、真福寺文庫も設置しましたので、静かなお寺の空気の中で、読書もいかがでしょうか。お子さんの参加も歓迎です。


【坐禅会】
6月24日(日)
午後4:00~6:00
・参加費無料、申込不要です。
・当日は足を組みやすい服装でお越しください。
・初心者、経験者問わず、基本から丁寧に説明いたします。

梅雨模様で気分も曇ってしまいそうな時には、お寺へ来て気分転換も良いかもしれません。 合掌
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2018年06月01日

【今月の予定】6月の一句①

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6月前半の一句は「生命は必ず皆、死を迎える」です。

当たり前のことのようですが、普通に生活している限り私たちが「死」を意識することはなく、何も気にすることなく明日も同じような生活が続くように感じます。

お寺という存在はお葬式や法事を通じて「死」を身近に感じてもらう場所なのですが、「死」を悲観することなく、むしろ限りある「生命」(生きている命)をどのように「生かす」かを考える場所です。

限界のある人生だからこそ、死を迎える最期の瞬間まで、最善の方法で幸せに生きるべきではないでしょうか。

同時に、家族・友人・会社の同僚・・・全ての人が限りある人生なのですから、お互いに嫌な思いばかりするようなことなく、助け合って和やかに生活した方がよっぽど有意義です。

本当の「死」を目の前にする瞬間になって気付くそうですが、「死」の恐怖と比べると日常生活の中の悩みはとても小さなものに思えるそうです。


~6月の行事案内~

【写経会】
6月17日(日)
午前9:00~12:00
・参加費無料ですが写経用紙は別売(100円~)です。
・申込不要ですので当日に本堂へお越しください。
・筆ペンを無料で貸出。各自の書道用具を持込可能です。
・檀家さん以外でもご参加いただけます。


【坐禅会】
6月24日(日)
午後4:00~6:00
・参加費無料、申込不要です。
・当日は足を組みやすい服装でお越しください。
・初心者、経験者問わず、基本から丁寧に説明いたします。

坐禅会が毎月の開催になりました。

もちろん毎月欠かさない参加でなくても、都合のつく時の参加で大丈夫です。

初心者でも・経験者でも、興味のある方はどなたでもお気軽にご参加ください。 合掌
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2018年05月01日

【今月の予定】5月の一句①

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5月前半の一句は「正しいことさえ執着すべきでない」です。

この言葉は、仏教の開祖であるお釈迦さま(=ブッダ)が、「仏教(=自分自身の教え)にも執着すべきでない」と述べたものです。

これは「教わったことを鵜呑みにするな」「決まり事(しきたり・習慣)を同じように繰り返すだけではいけない」という意味です。

学校・職場で、先生・上司から教わるときに「本当に教わったことは正しいのか」と疑問を持つことを忘れてはいけません。同じ事をただ繰り返すだけではロボットの方が優秀です。

時代の変化とともに、生活習慣や家電製品といった物が次々と変わりゆく流れの中で、仏教も岐路に立たされています。

ただ同じように伝統・しきたりを繰り返すだけでは、人々の関心が離れていくのは当然です。時代に合わせて、お寺・お坊さんと一般の皆さんのご縁をどのように結んでいくのか考えていきたいと思います。


~5月の行事案内~
【坐禅会】
5月20日(日)
午後4:00~6:00
参加費無料、申込不要です。
当日は足を組みやすい服装でお越しください。
初めての方にも一から説明いたします。

坐禅会も来月から毎月開催にできないかなと考えています。

今月もよろしくお願い致します。 合掌
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2018年04月14日

4月の一句②

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4月後半の一句は「仏さま、いつもどこでも、見てござる」です。

子どもの躾(しつけ)として「神さまが見ているよ」「仏さまが見ているよ」という方便(ほうべん)(説得する手段)を使います。

自分の周りに誰も居なくても、まるで第3者が居るかのように正しい行動を取るようにという教え方です。しかし、大人にもなると神様や仏様は実際には存在しないことは自然と分かってきます。

では、「仏さま」とは何の事かというと、自分自身の内側にある「良心」や「善悪を判断する意志」のことです。

周囲に人がおらず、監視カメラが無いとしても、間違いなく自分自身の行いをその本人がよく見ています。自分の中の「仏の心」が、いつもどこでも自分の行動を確認しているのです。

臨済宗のお経で「衆生、本来仏なり」という言葉があります。これは、どんな人でも必ず「仏の心」を持っているという意味です。ただ、毎日の生活の中で忘れているか、気付かないだけです。

心を落ち着ける時間を持つことで、誰でも必ず、その仏の心に気付くことができるはずです。


~4月の行事案内~
【弘法さま縁日・写経会】
4月15日(日)
午前9:00~ 弘法さま参り
9:30~12:00 写経会

参加費無料、申込不要です。
檀家さん以外でもご参加いただけます。

当日9:00~12:00に参拝された方にはお菓子を配布します。
(お子さま歓迎です)

写経会では、写経用紙を100円~販売いたします。
筆ペンも貸し出しますので、お気軽にお越しください。


【小牧市仏教会 花まつり】
4月21日(土)午後3:00~
会場:小牧 玉林寺
参加費無料、申込不要。

お釈迦さまの誕生日をお祝いします。
マジック・大道芸もあります。
お子さまはお菓子がもらえるよ。


早速、明日は弘法さま参り・写経会となりますので、ぜひ多くの方に参加して頂きたいと思います。よろしくお願いいたします。 合掌
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2018年04月01日

【今月の予定】4月の一句①

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4月前半の一句は「生まれを問うなかれ、行いを問え」です。

文字通りの意味で、出身地や親の職業・立場などで差別をせず、その人自身の行動によって評価しなさい、ということです。

仏教では偏見を持つことや、人種差別をひどく嫌います。これは宗教うんぬん以前に、人の道理として当たり前のことです。

時事ネタですが、「子どもが友達を作るのに、国境は関係無い」という考え方に対して、異論を唱えた国会議員がいるようです。(国境は存在するもので、お互いに国益を争う存在である、と考えているようです。)

確かに、子どもという立場では、出身地を気にせずに誰でも仲良くなります。だからといって、大人でも偏見や差別の眼を持たない限り、誰とでも仲良くなることは可能です。

差別的に他人を排するのは簡単です。そして、それを引き起こす要因は劣等感やエゴの塊でしかありません。

間違った情報でさえも入手しやすい現代だからこそ、わたしたち大人は正しい眼を持つ必要があります。目の前に立つ人を、潜入観で疑って見るのではなく、行動によって正しく評価する必要があります。

繰り返しになりますが、偏見や差別を無くしていくことは、決して宗教うんぬんの問題ではありません。


~4月の行事案内~
【弘法さま縁日・写経会】
4月15日(日)
午前9:00~ 弘法さま参り
9:30~12:00 写経会

参加費無料、申込不要です。
檀家さん以外でもご参加いただけます。

当日9:00~12:00に参拝された方にはお菓子を配布します。
(お子さま歓迎です)

写経会では、写経用紙を100円~販売いたします。
筆ペンも貸し出しますので、お気軽にお越しください。


【小牧市仏教会 花まつり】
4月21日(土)午後3:00~
会場:小牧 玉林寺
参加費無料、申込不要。

お釈迦さまの誕生日をお祝いします。
マジック・大道芸もあります。
お子さまはお菓子がもらえるよ。


今月もどうぞよろしくお願いいたします。 合掌
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2018年03月14日

3月の一句②

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3月後半の一句は、「目は口ほどに物を言う」です。

ことわざ、というものは何百年も昔からの経験の積み重ねから、例え話を通して人を戒めるものです。

「目が泳ぐ」という言葉もあるように、目にはその人の態度が表れやすいことを経験上よく分かっています。

一方で、「目」だけを見て、その人の全てが判断できないことも私達はよく知っています。

大切なことは、人の内面を本当に見極めようと思ったら、言葉使い・態度・表情や声色などで、総合的に判断するしかないのです。

人の内面とは非常に見難いものですから、固定観念や先入観をもたずに、ありのままを受け取ることが重要です。同時に、自分の気持ちを外に出す場合でも、決して偽ることなく素のままに表現することで、スムーズなキャッチボールになることでしょう。

「禅」の教えでは、固定観念や先入観を排除していくこと、すなわち心を「無」に近づけていくことを第一にしますので、こうした人間関係に役立つ教えも多くあります。


~3月の行事案内~
【お彼岸供養・法話会】
3月21日(水・春分の日)
午前9:00~ <本堂>総供養・法話
午前10:30~ <下末霊苑>総供養
新亡(2年以内にお葬式をされた)の檀家さんはご参加をお願いします。また、宗派を問わず檀家さん以外でも参加して頂けます。

春の重要な行事になりますので、多くの方にお集まりいただけたら幸いです。 合掌
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2018年03月01日

【今月の予定】3月の一句①

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3月前半の一句は「火事は怖ろしい。怒りの炎は、なお怖ろしい。」です。

先月から「三毒」(さんどく)と言う、人を悩ませ続ける根源的な煩悩を紹介しています。三毒は3種類あり、「貪」は「むさぼり・尽きない欲」、「瞋」は「怒り」、「痴」は「愚痴・ねたみ」というものです。

今月の一句は、「怒り」という感情を「炎」に例えて説明したものです。

火事(炎)と怒りの感情は、燃え始めたら焼き尽くすまで消えない点、燃え広がって周囲のものに炎が移る点で、よく似ているので例えに使われることが多いです。

怒りの感情は一度起こると、なかなか治めることができませんので、怒らないようにすることが一番の対策です。他人の言葉や行動にまどわされず、つねに落ち着いた自分を持ち続けることです。

火事も同様に、火の手を起こさないことが最も重要です。空気が乾燥していて火災が発生しやすいので、火の用心にもご注意をお願いします。


さて、お彼岸は真福寺の四大行事の一つです。できるだけ多くの方のご参加をお待ちしています。

~3月の行事案内~
【坐禅会】
3月11日(日)
午後4:00~6:00
参加費無料、申込不要です。
当日は足を組みやすい服装でお越しください。

【お彼岸供養・法話会】
3月21日(水・春分の日)
午前9:00~ <本堂>総供養・法話
午前10:30~ <下末霊苑>総供養
新亡(2年以内にお葬式をされた)の檀家さんはご参加をお願いします。また、宗派を問わず檀家さん以外でも参加して頂けます。

だんだん暖かくなってきましたので、ぜひお寺にも積極的に足を運んでください。 合掌
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2018年02月14日

2月の一句②

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2月後半の一句は、「知足(足るを知る)」です。

前回、「三毒」(さんどく)と言う、人を悩ませ続ける根源的な煩悩を紹介しました。三毒は3種類あり、「貪」は「むさぼり・尽きない欲」、「瞋」は「怒り」、「痴」は「愚痴・ねたみ」というものです。

今回の「知足」<ちそく>という言葉は、「貪」という「尽きない欲」を静めるための大切な教えです。

「ねたみ」にも関係する感情ですが、何でも自分の思うままに欲しがったり、必要以上に求めようとして不満ばかり口にするようではいけません。

時には冷静に、自分が欲しがっているものが十分に「足りている」ことに気付くことが必要です。

連日オリンピックが話題になっていますが、スポーツのように体を無心に動かすことでも、精神を鍛練して人間性を高めることができます。「向上心」という正しい欲を持つことは時に大切なことです。


~2月の行事案内~
【涅槃会供養・写経会】
2月18日(日)
午前9:00~ 涅槃会供養(読経)
午前9:30~12:00 写経会

写経会では、写経用紙を100円~販売いたします。
筆ペンも貸し出しますので、お気軽にお越しください。
檀家さん以外でもご参加いただけます。

だんだん暖かくなってきた今日この頃、写経をやったことがない人でも、新しいことにぜひチャレンジしてみませんか。 合掌
posted by 住職 at 21:16| 愛知 ☁| Comment(0) | 今月の一句、今月の予定 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年02月01日

【今月の予定】2月の一句①

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2月前半の一句は「他人をうらやまず、他人の言葉に迷わない」です。

今回は「三毒」(さんどく)という言葉を紹介します。貪(とん)・瞋(じん)・痴(ち)の三種類の根本的な毒(煩悩)とされるものです。誰もが経験したことのある感情でありながら、人を悩ませ続ける感情であります。

「貪」は「むさぼり・尽きない欲」、「瞋」は「怒り」、「痴」は「愚痴・ねたみ」というものです。

他人をうらやむ・ねたむ、という気持ちは三毒の中の「痴」に当たります。

こうした負の感情を完全に取り除くことは困難な修行です。しかしながら、考え方ひとつ・心の持ち方ひとつで気持ちを改めることが可能です。

「禅」の教えで説いていることは、確たる「自分」をもつことです。これは禅語(禅の言葉)で「無位の真人」(むいのしんにん)や「本来の面目」(ほんらいのめんもく)と言います。

他人の言動や評価ばかり気にして、自分と他人を比較することばかりだと、ねたんだり・うらやんだりして本来の自分を見失ってしまいます。あなた自身の容姿・能力・持ち物など、十分に足りているにも関わらず、劣等感が消えないことはありませんか。

ありのままの自分を認め、確かな自信を持つことで、良い意味で他人に流されない余裕のある生活を送れると思います。


~2月の行事案内~
【涅槃会供養・写経会】
2月18日(日)
午前9:00~ 涅槃会供養(読経)
午前9:30~12:00 写経会

写経会では、写経用紙を100円~販売いたします。
筆ペンも貸し出しますので、お気軽にお越しください。
檀家さん以外でもご参加いただけます。

今月もどうぞよろしくお願いいたします。 合掌
posted by 住職 at 08:00| 愛知 ☁| Comment(0) | 今月の一句、今月の予定 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする