涅槃会供養を厳修しました

2月15日は寺院にとってとても大切な日です。この日は「涅槃会」<ねはんえ>と言って、仏教の開祖であるお釈迦さまが入滅(亡くなる)されたご命日に当たるためです。

真福寺では本日、その涅槃会の供養として、「涅槃図」<ねはんず>(お釈迦さまがご臨終を迎える様子を表した絵)の掛け軸をお祀りして読経をいたしました。

P1020989.JPG
(真福寺の秘宝「涅槃図」)

この涅槃図ですが、なんと明和2年(1765年)のものと伝えられ、真福寺の中では最も古い掛け軸になります。大正5年(1916年)に修繕されているものの、貴重な掛け軸が今日まで受け継がれています。

そんな真福寺の秘宝である涅槃図は、2月のこの涅槃会の法要しか登場しないので、あまり人目に触れることはありません。

お釈迦さまは亡くなられて、現世の縁から離れることで「涅槃」(大いなるお悟り)に入られたのですが、仏教の教えでは決して死ぬことが目標ではありません。

大切な事は、人生を生きる上での苦しみ・辛さを乗り越え、安心できる生活を送ることです。

すなわち、死後の世界で安住することではなく、現世の中で豊かな人生を送ることが仏教の本質なのです。

涅槃会に続いて写経会も行いましたが、写経・坐禅などの修行も、人生をより良く生きるための知恵を学ぶ機会であります。

涅槃会で気持ちを新たにし、より多くの方に仏教を知っていただけるよう活動していきます。 合掌

この記事へのコメント